浪費癖があると貯金ができないし、なによりお金が必要な場面で困りますよね。
また、浪費癖が悪化すると借金をするようになり、返済できなくなると自己破産に陥ることも。
手遅れになる前に一刻もはやく治したいところです。
そこで今回は、元浪費家の私が浪費癖を治すために実践した改善方法を紹介します。
ちなみに、以前の私は…
こんな感じの超浪費家でした(笑)
しかし、今では節約と投資が趣味になり、年平均で80万円ずつ資産が増えています。
浪費癖は原因と改善方法を知り、実践していけば治りますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、いってみましょう。
浪費癖が治らない原因
支出を把握できていない
そもそも自分が何にいくら使ったか把握できていますか。
浪費する人は、いつ、何に、お金を使ったのか把握できていないケースが多いです。
また、趣味にお金を使いすぎたのか、洋服代にお金を使いすぎているのかで節制方法は変わってきます。
まずはきちんと現状把握し、何を自制すべきか考えてみましょう。
見栄っ張りな性格
見栄っ張りな人は、他人によく見られたいためにお金を使いがちです。
必ずしも当てはまるわけではありませんが、見栄っ張りな人の特徴をまとめてみたので、自身にその傾向はないかチェックしてみてください。
・いろんな物をブランド品で買い揃える
・車は高級車や外車を買う
・流行を追いかける
・後輩や友人によく奢っている
・負けず嫌い
・よく自慢話をする
片付けが苦手
片付けができていないと、物を紛失するリスクがぐっと上がります。
紛失すると、同じ物を何度も買うことになりますので、その分余計な出費が増えてしまうのです。
お金のかかる趣味を持っている
バイク、車、カメラは商品の価格が高額です。
また、これらの趣味は共通して遠征費がかかりますので、他の趣味と比べてお金がかかる傾向にあります。
もっとお金がかかる趣味だと、競馬やパチンコなどのギャンブル。
ギャンブルは依存性が高いため、趣味程度のつもりが、いつの間にか依存症になっていた…なんてことも。
ウインドウショッピングで暇をつぶす
暇つぶしでお店に入ったつもりが、ついつい買い物カゴに商品を入れていた!
なんて経験ありませんか?
ウインドウショッピングには誘惑がつきもの。誘惑に負けて衝動買いも起こりやすくなります。
あと、コンビニによく立ち寄る方も要注意。
コンビニはスイーツや雑誌など、ついつい手に取りたくなる商品ばかり。
たかが数百円の買い物でも、立ち寄る回数が多ければひと月で結構な金額を使っていることになります。
お買い物がストレス発散になっている
お金を使うことで日頃のストレスを発散する方もいます。一時的には発散できますが、ストレスがたまってくると、またお買い物をしてしまい、完全に悪循環にはまってしまいます。
カードを使いすぎている
カードを使いすぎると、翌月に高額な請求が来るので手元に現金がなくなります。
そして首が回らなくなり、またカードを使ってしまいます。
「安い」というワードにつられやすい
100円ショップに来たついでに買う予定のなかった物を買う人は、「安い」というキーワードにつられやすい人です。
そして、安いという理由で買った物の大半はすぐ使わなくなります。
結局無駄な出費で終わることが多いのです。
効果のあった改善方法
原因がわかったところで、原因に対する改善方法を紹介します。
家計簿をつける
月の支出を把握してないなら、まずは家計簿をつけることから始めましょう。家計簿をつけると何にいくら使ったか把握できるので、翌月以降の節制すべき費用がわかります。
ただ、この記事を見てる人の中には、家計簿をつけるのがめんどくさくて続けられない人もいると思いますので、継続するコツも紹介しておきます。
家計簿アプリで管理
家計簿は、日々の支出記録や月の集計といった作業時間が取られますので、手書きで家計簿をつける場合、かなりハードルが上がります。
そこで、おすすめは家計簿アプリ。
スマホでレシートの写真を撮るだけで、購入金額などを自動で読み込む機能があり、月の集計作業も自動で行ってくれます。
アプリを使えば手書きと比べて大幅に作業時間が削減できますよ。
また、預金口座や電子マネーと連携できる機能があるアプリだと、現在の資産がいくらあるかすぐわかります。資産が増えると節約のモチベーションにもなりますので、できるだけパッと見て資産状況がわかりやすいほうが良いです。
ちなみに私は、マネーフォワードMEという家計簿アプリを使用しています。
マネーフォワードMEは、口座などの連携数が4つと少なめですが、以下のような使い勝手の良さがあります。
以前は別のアプリも使ってましたが、口座の連携機能がなかったり、広告が邪魔でストレスがあったので、マネーフォワードMEに変えてよかったと思ってます。
ちなみに月額500円の有料版にすると連携数4→無制限に、資産推移をグラフで管理できるなど機能も増えますが、無料版でも十分に家計管理できます。
お金を使ったその日に頑張らなくてもいい
疲れてたり、忙しいとレシートを整理するのも億劫ですよね。
もちろん管理面でいえば、都度家計簿をつける方が良いですが、めんどくさくなって続かなくなるなら、思い切ってやる気のある日にまとめて作業した方が良いです。
ちなみに、週一くらいでまとめて家計簿をつけると、どれだけ使ったか振り返りもできるので、月の残り日数について目標が立てやすくなります。
自己肯定感を上げる
自己肯定感が低く、自分に自信がないからブランド品などで自分を着飾るのです。
少し厳しいことをいいますが、あなたが気にするほど他人はあなたに興味がありません。
だから周りの興味を引くためにブランド品を集めても、自慢話をしても、周りは「ふーん」ぐらいにしか思ってないのです。
本当に人を寄せつけるのは、内面的に魅力のある人。
楽しかったり、成長させてくれるようなメリットを与えてくれる存在です。
私も節約できなかったときは、自己肯定感が低かったのですが、今ではだいぶ改善しました。
せっかくなので、私が自己肯定感を上げるために実践してきたことを紹介します。
目標を立てて継続する
なんでも良いので、目標を立てて行動しましょう。ちなみに目標を立てるときは、少しでもいいので達成感が得られるものが◎
私が実践してきたことを挙げると、
・毎日15分だけ読書か勉強をする
・500円玉貯金をはじめる
・外食の回数を週3→週2に減らして食費を節約
大きな目標ではないですが、コツコツやっていました。
もしかすると、あなたの自己肯定感が低いのは成功体験が少ないからかもしれません。
昔、何かに挫折したり、失敗が多い経験があると自信もなくなります。
だから自信を身につけられるよう、少しずつ、できる範囲でやってみてください。
そして、達成したら「やればできるんだな」と自分を褒めてください。私はこれを反復することで自己肯定感を上げることができました。
片付けを習慣化する
片付けができない人も、やる気が出たらとことん片付けるタイプの人にも共通していえることは、片付けが習慣化できてないということです。
毎日5分だけでもいいので、使ったものを元の位置に戻したり、部屋の一角を片付けてください。
掃除を生活の一部に取り込むことで習慣化しやすくなります。
お金のかからない趣味へシフトチェンジ
あなたの趣味はお金になるかも
私は浪費癖に加えて収集癖もあったので、お金を使いすぎてとうとう首が回らなくなりそうな月が。
少しでも生活の足しにするため、使わないカメラをヤフオクに出品すると…
購入時は5万円だったカメラが、なんと20万円で売れたのです!
それからは取り憑かれたように、不用品を整理。(笑)
そうしているうちに不用品をフリマアプリに出品するのが趣味になりました。
後々知りましたが、カメラなどのお金のかかる趣味はそれなりに需要があるので、売却したときに利益が出やすいのです。
もしかしたらあなたの趣味グッズもお金になるかもしれません。
ちなみに、経過年数とともに商品価値は低下しますので、売るなら早い方がおすすめ。
お金のかからない趣味を探す
今の趣味に似ている、または関連することの中から興味のあることを探してみましょう。
私は、眺望のいい場所で写真を撮ることが多かったので、もしかしたら山登りも好きになれるかもと思い、登山をはじめました。
登山は靴やウェアにお金はかかりますが、カメラほど高額な出費ではなかったので、結果この趣味に落ち着いています。
趣味を選ぶときは長い年月続けられるよう、健康に良いこと、そして定年後、収入がなくなってもできるものがおすすめです。
車やバイクいじりが好きで知識もあるなら、ブログやYoutubeでギアやお手入れ方法を紹介して、お小遣い稼ぎを趣味にしてみるのも面白そうだなと思います。
自分のためになる活動で暇をつぶす
前記で述べたお金のかからない趣味や、自己肯定感を上げるために決めた目標を日々取り入れると意外と忙しいですよ。
場所で暇をつぶすのではなく、読書やストレッチなど将来のためになる活動で暇をつぶすよう心がけましょう。
お買い物以外のストレス発散をみつける
お買い物以外のストレス発散方法をみつけましょう。
運動や温泉などは物を買うよりもお金をかけずリフレッシュできます。
また、運動や温泉はショッピングのようなその場しのぎとは違い、自律神経にも効果があるのでおすすめです。
カードを持ち歩かない
カードの請求額が減るまで、カードは持ち歩かないようにしましょう。
当たり前ですが、使わなければ請求額は減らせます。それなら使いたくなっても使わない状況にすれば良いのです。
買うものをリスト化する
買い物に行くときは事前に必要なものをリスト化して、それ以外の商品は見ないようにしましょう。
用もなくうろつくと、いろんな商品が目に入りますので、当然物欲も出てきやすくなります。
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今回は、浪費癖を治すための方法を紹介しました。
結婚や子育て、または転勤、葬祭料など、お金が必要なときは必ずやってきます。
いざというときの備えのため、少しずつできる範囲ではじめてみてください。